内容説明
大正・昭和戦前期に活躍した建築家たちは、時代と格闘しつつも、時に時代に寄り添い、逡巡し、思い悩み、決断して今日に残る仕事をした。その発見的記述の旅。
目次
モダニズム建築とはなにか
モダニズム建築と社会的正義
モダニズム建築の保存
日本のモダニズム建築の曙
本野精吾(一八八二~一九四四)―驚くべき斬新さと潔癖さ
アントニン・レーモンド(一八八八~一九七六)―実践的なモダニズム
川崎鉄三(一八八九頃~一九三二)―横浜で一瞬輝いたモダニズム
山田守(一八九四~一九六六)―「自然式」モダニズム
吉田鉄郎(一八九四~一九五六)―表現主義から「自抑性」の建築へ
堀口捨己(一八九五~一九八四)―厳格さとロマンティシズムと〔ほか〕
著者等紹介
吉田鋼市[ヨシダコウイチ]
1947年兵庫県姫路市生まれ。1970年横浜国立大学工学部建築学科卒業。1977年京都大学大学院建築学専攻博士課程単位取得退学。1973~75年エコール・デ・ボザールU.P.6および古建築歴史・保存高等研究センター在学(仏政府給費留学生)。横浜国立大学教授、同大学院教授を経て、同大学名誉教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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