内容説明
今あらためてコミュニティの可能性を考える。『集合住宅の時間』以降、著者の思考と実践の全軌跡。
目次
コミュニティはなぜ必要なのかを改めて考えてみる
1(路地の魅力と「路地を耕す」ということ;路地にお花畑を耕した人々;行商のおばちゃんと出入りの大工さんの重要性;足まわりを耕す;集合住宅の屋上を耕す)
2(住まいとまちの計画学;日本の集合住宅はなぜ残らないのか?)
3(成熟化の21世紀型住宅地;賃貸住宅と若者の都市復権を!)
4(同潤会と不良住宅地区改良事業―東日本大震災を念頭に;災害多発国としての心構え;分野横断型の「復興デザイン研究体」の試み;縮退先進地としての炭鉱住宅に学ぶ)
著者等紹介
大月敏雄[オオツキトシオ]
1967年福岡県八女市生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。同大学院建築学専攻博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授。博士(工学)。建築計画、ハウジング、住宅地の計画の研究を行う。東日本大震災では仮設住宅の設計に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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