樹雨

樹雨

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860730192
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0092

内容説明

個体の闇、時代の虚、そして生命の滅びの予感へと深く、練達のことばを届かせた、豊潤の第五歌集。

目次

1 桃明かり(きらめく蹄;樹上の風を;空にはウラン ほか)
2 秋の身体(花伽藍;薔薇叢―西洋美術をうたふ;四月の雨は ほか)
3 樹雨がにほふ(さびしき抱擁;昏睡の脳;春の耳たぶ ほか)
4 ナチュラル(猫日和;せんぶりの束;恋し円生 ほか)

著者等紹介

日高堯子[ヒタカタカコ]
1945(昭和20)年、千葉県生まれ。早稲田大学卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

36
#日高堯子 #短歌 #現代女性歌人展 ひとのいくさのほとりに生きて今朝咲(ひら)くかたびらいろの露のつきくさ 海恋し泡立つ波を追ひかけて浪花東浪見白子犬吠 けむりたつ夏わたつ海積みのぼる卵状雲こそ安房の神なれ 安房は泡あをあをと岩を縁どりて半島となるまでの億年 海境(うなさか)はけむる潮の蒸気よりまぼろしの馬立ち上がるみよ まつくろな海の沖から千頭の馬が駆けくるわれをめがけて2016/07/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3727940
  • ご注意事項

最近チェックした商品