内容説明
ハラハラ、ドキドキ、シメシメ、現在進行形の物語、建築家はこんなにおもしろい。建築は、複雑な他者との網の目から紡ぎ出される事件でもあるのだ。
目次
長い長いはしがき
ゼネコン抜きでやろう
待ちかねたぜタンポポハウス
わたしの行商人修業
清掃工場の煙突の上から
ほどを知らぬ者同士
屋根の上に仏様の足
ヴェネチア展にガレキの山
作っては捨て捨てては作る
長八美術館ふたたび〔ほか〕
著者等紹介
石山修武[イシヤマオサム]
1944年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒。同大学院建設工学科修士課程修了。現在早稲田大学理工学部建築学科教授。建築作品に「伊豆の長八美術館」(1984)(吉田五十八賞受賞)、「リアス・アーク美術館」(1994)(日本建築学会賞作品賞受賞)、「ヴェネチア・ビエンナーレ建築展」(1996)(金獅子賞受賞)など
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