内容説明
火と水と風と光と音との新しいつき合い方を―２１世紀日本型住まい方の提案。
目次
いまどきの住まい方が失ったもの
日本型台所の探求
京の町家のミニマムキッチン
住まいの水系と食系のゆくえ
住まいの設計にとって五感とは何か
土間の空間学
日本の「木の文化」はほんものか
風土がつくる住まいのテクスチュア
日本人の住まい方の原像へ
日本人の生き方のみえる「家柄」を
著者等紹介
山口昌伴［ヤマグチマサトモ］
１９３７年大阪生まれ。早稲田大学第２理工学部建築学科卒業。１０年間建築設計監理に従事の後、研究の道に入り、現在ＧＫ道具学研究所所長（道具学、生活学、住居学）。ＦＯＲＵＭ ＤＯＵＧＵＯＬＯＧＹ道具学会事務局担当理事。日本生活学会理事。日本産業技術史学会理事。国立民族学博物館共同研究員
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感想・レビュー
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パダワン
4
住宅の中に土間をとり入れたいと言う建主さんの希望を実現するため参考とした書。どうすれば土間を生活に取り入れられるかというような具体的な提案は何もなかったが、なんでもが西洋化をよしとする現代の住宅に対し、日本古来の風土を意識した家づくりを提唱するもの。建築本というよりはライフスタイル本。その提唱に対する自分なりの解答を考えつつ読んでいると時間がかかった。2012/08/20
