内容説明
“昭和の与謝野晶子”とも評された歌人の生涯。北陸・内灘砂丘で繰り広げられた米軍基地撤退闘争―「内灘闘争」から70年。死力を尽くして戦った女性たち“おかか”と共闘し、短歌で闘争を記録した芦田高子!“昭和の与謝野晶子”とも評された歌人の生涯を、高子を母と呼ぶ人物の想いを挟み描く。一向に解決しない沖縄基地問題。ウクライナ戦争で揺れる軍備拡大志向。芦田高子の歌を通して内灘闘争の歴史的価値も検証する。
目次
プロローグ
躓き
自立
心影
内灘闘争
歌集『内灘』
内灘残照
舞台は世界へ
挽歌
戦いの原点
辞世の譜
悲願の歌碑建立
エピローグ
著者等紹介
下山宏昭[シモヤマヒロアキ]
1941年岡山県勝央町生まれ。法政大学卒。68年岡山放送創立時入社、放送記者、編成局長、取締役報道制作局長など経て05年退職。日本民間放送連盟賞優秀賞。FNNドキュメンタリー大賞優秀賞。ニューヨークフェスティバル銅賞など受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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