内容説明
書家・安藤〓光の書作品をめぐる旅。書の本質とは何か、人間とは何かを求め続けた〓光。もっとも近くで〓光を見てきた著者が70点を超える作品と対話した評伝エッセー。
目次
第1章 慈烏夜啼―昭和・机賛
第2章 弄花香満衣(花を弄すれば香 衣に満つ)―昭和・〓光初期
第3章 華心―平成・〓光中期
第4章 壽―平成・〓光後期
第5章 不羨花(花をうらやまず)―平成・〓光晩年
第6章 遊平安(平安に遊ぶ)―師・窪田貪泉
著者等紹介
安藤青児[アンドウセイジ]
号を凌雲という。1952(昭和27)年に、安藤正志(号・〓光)の長男として、岡山県倉敷市に生まれる。中央大学卒業後、倉敷市役所に就職。産業労働部などに勤務、教育委員会にて34年間の勤務を終える。幼少の頃から、父・〓光に書道の指導を受け、〓光没後は地域において書道の指導を行い、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。