内容説明
コロナに負けない好奇心…郷土史の空白に切り込む人気シリーズ。司馬遼太郎『街道を行く四』の事実誤認をただし、イズミ創業者・故山西義政氏との縁を振り返る…。
目次
1 知られざる郷土史を掘る(司馬遼太郎の誤解と津山市出身・元首相平沼騏一郎―『街道をゆく四』の事実誤忍;イズミ創業者・故山西義政名誉会長の思い出―岡山初出店と海軍極秘の潜水空母「幻の伊400」;ロシア革命時、難民化した子供800人を救出した陽明丸茅原基治船長(笠岡)の快挙と謎 ほか)
2 歴史の行間を読む(万富東大寺瓦窯跡の史跡公園化;国宝「備前豆山鳥毛」特別展に思う;倉敷川の源流とその歴史はおもしろい ほか)
3 岡山のうちそとを歩く(奈良・平城宮跡で吉備真備を考える;もう一つの岡山空襲、7月24日の米艦載機襲来;大河ドラマ「麒麟がくる」終了に思う ほか)
著者等紹介
赤井克己[アカイカツミ]
1934年岡山市東区瀬戸町生まれ。神戸大経営学部卒。58年に山陽新聞社入社。編集局長、常務、専務を経て、98年に山陽印刷社長。02年に同社を退任しハワイ・日米経営科学研究所に留学、国際ビジネスを学ぶ。英検1級、国連英検A級、V通訳英検A級。87年山陽新聞連載企画「ドキュメント瀬戸大橋」取材班代表で日本新聞協会賞受賞。2013年大原孫三郎・総一郎研究会募集論文に「新聞経営に見る大原孫三郎の先見性と革新性」が入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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