内容説明
ゆっくり歩くと見えてくる。路傍のものに託した願い…建てた人びとへの思いをはせながら立石おじさん、石仏を訪ねて東へ西へ。
目次
路傍に多い石仏
歩いてきた薬師(新見市神郷町高瀬)
与市行者と百観音(浅口市遙照山)
回転六体地蔵(鏡野町河内・富東谷)
討首の兄弟(美作市馬形)
鳥挿地蔵(高梁市成羽町星原)
雨乞いの神(真庭市蒜山上長田)
腰折地蔵(新見市唐松)
袈裟斬り地蔵(吉備中央町竹荘)
イボ地蔵(総社市清音三因)〔ほか〕
著者等紹介
立石憲利[タテイシノリトシ]
1938年岡山県津山市で生まれる。長年にわたり民俗、民話の調査を続けている。採録した民話は約1万話。民話の語りも行い、語り手養成のための「立石おじさんの語りの学校」を各地で開き、岡山県語りのネットワークを結成。現在28グループ、300人。現在、日本民話の会会長、岡山民俗学会名誉理事長など。久留島武彦文化賞、岡山県文化賞、山陽新聞賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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