内容説明
郷土史の空白に独自の視点で鋭く切り込む、人気のルポ&エッセー。「ビヤホールの日」と井原市生まれのビール王馬越恭平…など、幅広く興味深い話題を集めた雑学ノートシリーズ14弾。
目次
1 知られざる郷土史を掘る(山田方谷の朝鮮半島侵略そそのかしと対馬藩大島友之丞(大島渚の祖先)の鮮やかな対応
岡山・大雲寺の“日限の地蔵さん”と内田百〓の随筆ネタ
戦艦「大和」建造を指揮した倉敷市出身、西島亮二海軍技術大佐と土光敏夫の交友
大河ドラマ「真田丸」と岡山生まれのキリシタン武将明石掃部(1)関ヶ原、大坂冬の陣の奮戦
大河ドラマ「真田丸」と岡山生まれのキリシタン武将明石掃部(2)大坂夏の陣で行方不明
NHK朝ドラ「べっぴんさん」の主役坂野惇子と姉は岡山・勝山に疎開していた)
2 歴史の行間を読む(「あさが来た」で人気の五代友厚は岡山藩神戸事件解決に奔走した;明治期、国際人育成に努めた岡山県商業学校の初代校長小田堅立;“方谷神話”を正した故太田健一山陽学園大名誉教授;「ビヤホールの日」と井原市生まれのビール王馬越恭平;たまかき書状と新見荘代官殺しの新解釈;二・二六事件と鈴木貫太郎侍従長(当時)
二・二六事件決起将校の安藤、野中大尉)
3 岡山のうちそとを歩く(中国・洛陽と岡山、そして古代日本との交流;世界遺産に登録された国立西洋美術館と岡山、倉敷;「舞鶴引揚記念館」と岡山県出身者のシベリア抑留;日米首脳のハワイ真珠湾慰霊に思う)
著者等紹介
赤井克己[アカイカツミ]
1934年岡山市東区瀬戸町生まれ。神戸大経営学部卒。58年に山陽新聞社入社。編集局長、常務、専務を経て、98年に山陽印刷社長。02年に同社を退任しハワイ・日米経営科学研究所に留学、国際ビジネスを学ぶ。03年4月からエフエムくらしきで「聴いてちょっとためになる話」、07年4月からは岡山エフエムでも「赤井克己の岡山歴史ノート」の番組で放送を続けている。英検1級、国連英検A級、V通訳英検A級。87年山陽新聞連載企画「ドキュメント瀬戸大橋」取材班代表で日本新聞協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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