出版社内容情報
岡山県北部・奈義町を中心に広く美作地方で親しまれている「さんぶたろう」伝説に関する調査・研究書。
巨人・さんぶたろ…岡山県北部・奈義町を中心に広く美作地方で親しまれている「さんぶたろう」伝説に関する調査・研究書。
巨人・さんぶたろうの伝説は、なぜ生まれたのか。地域に伝わる伝説・伝承をはじめ、文芸、古典和歌などの文献の研究、そして地元に残るゆかりの地を訪ねた労作。
第一章 さんぶたろうを考える
第一節 「さんぶたろう」は何者か?? 巨人さんぶたろうと三穂太郎満佐 ?
第二節 さんぶ太郎よ、よみがえれ
さんぶたろうこぼれ話?
第二章 さんぶ太郎・巨人・大力者・桃太郎
さんぶたろうこぼれ話?
第三章 さんぶたろうの史跡を巡る
さんぶたろうこぼれ話?
第四章 「三穂太郎記」の形成―古典和歌の関係する恋愛譚をめぐって―
さんぶたろうこぼれ話?
第五章「さんぶ太郎」の家系―『東作誌』記事との比較を中心に―
さんぶたろうこぼれ話?
民話さんぶたろう研究実行委員会[ミンワサンブタロウケンキュウジッコウイインカイ]
民話さんぶたろう研究実行委員会
三村晃功(みむらてるのり)
日本の国文学者、京都光華女子大学名誉教授(専攻・日本中世文学 。室町時代の和歌)。
岡山県高梁市生まれ。1963年岡山大学法文学部文学科卒。65年大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。94年「中世類題集の研究」で大阪大文学博士。花園大学助教授、京都光華女子大学教授、学長、2011年退任、名誉教授。2016年春、瑞宝中綬章受勲。
高森 望(たかもりのぞみ)
奈義町出身。岡山大学大学院在学中に2007年まで「さんぶたろう」をテーマにした研究を行った。
松村 謙(まつむらけん)
民話さんぶたろう研究実行委員会。日本図書館協会認定司書第一〇七〇号。奈義町教育委員会生涯学習課
寺坂信也(てらさかしんや)
民話さんぶたろう研究実行委員会。奈義町教育委員会生涯学習課
立石 憲利[タテイシ ノリトシ]
民俗学者、全国有数の民話調査者。
岡山県津山市(旧久米町)生まれ。岡山民俗学会名誉理事長、日本民話の会会長、岡山県語りのネットワーク会長。2004年久留島武彦文化賞、2007年岡山県文化賞、山陽新聞賞を受賞。「岡山の伝説」など200を超える著書を発表。各地で調査、講演、語りを続けている。
目次
第1章 「さんぶたろう」を考える(「さんぶたろう」は何者か?―巨人さんぶたろうと三穂太郎満佐;さんぶ太郎よ、よみがえれ)
第2章 さんぶ太郎・巨人・大力者・桃太郎
第3章 さんぶたろうの史跡を巡る
第4章 「三穂太郎記」の形成―古典和歌の関係する恋愛譚をめぐって
第5章 「さんぶ太郎」の家系―『東作誌』記事との比較を中心に
著者等紹介
立石憲利[タテイシノリトシ]
民俗学者、全国有数の民話調査者。岡山県津山市(旧久米町)生まれ。岡山民俗学会名誉理事長、日本民話の会会長、岡山県語りのネットワーク会長。2004年久留島武彦文化賞、2007年岡山県文化賞、山陽新聞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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