出版社内容情報
これまでに発表した『妻送るまで人でありたし』『惚け老人夢の戯言』『夢追い人の人生楽しきもの』に続く散文集第4弾。
「捨て人と世間は思えど疎めども名こそ惜しみて我は逝きたし」
「苦しさに目ざめて未だ午前二時ロキソニン呑む手痛くふるえる」……労働災害の後遺症で頭痛、頸椎の痛み、手足の痺れ、疼きに苦しみながら、先に逝った妻を思い、日々書き続ける著者。
どんなに貧しくとも、苦しくとも人間として生きていかなければならぬ…後期高齢者が詠う魂の叫び。
杉本 隆[スギモトユタカ]
昭和6年2月11日岡山県川上郡成羽町字下日名生まれ。
学歴なし。
現在労働事故により頭痛手足の痺れと痛みで苦しむ。
死後は高梁市有漢町の真光寺の土となる予定。
これまでに『妻送るまで人でありたし』『惚け老人夢の戯言』『夢追い人の人生楽しきもの』を発表。