内容説明
デモクラシーの大正、戦争とファシズムの昭和、時代と正面から切り結んだ異色の作家里村欣三。徴兵を忌避し満州に逃亡、プロレタリア作家にして従軍作家。旧制関西中学校、備前市日生町出身。忘れられた作家をいま50人の識者が熱く語る。
目次
第1部(里村欣三の人間像;里村欣三をめぐる北九州出身の作家たち ほか)
第2部(里村欣三と労農文化聯盟;里村欣三についての二、三のこと ほか)
第3部(父への想い;思い出を辿って ほか)
第4部(ブックレビュ『苦力頭の表情』;里村欣三氏の追憶 ほか)
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- 和書
- 四季つづり 秋田文庫