内容説明
現代日本の社会と民衆の姿を鋭くえぐった問題提起の一冊。ケーテ・コルヴィッツの版画「織工の蜂起」と「農民戦争」、ゴヤの銅版画「戦争の惨禍」を紹介しながら、版画に描かれた近代の民衆、農民のリアルな姿を考察する。
目次
第1章 ケーテ・コルヴィッツの版画から(シュレージエンの織工;農民戦争)
第2章 ムソルグスキーの音楽から(展覧会の絵;オペラ『ボリス・ゴドゥノフ』;歌曲「忘れられし者」;歌曲「農民の子守唄」;歌曲「死の歌と踊り」;オペラ「ホヴァンシチナ」)
第3章 ゴヤ『戦争の惨禍』から
著者等紹介
岸徹[キシトオル]
1948年岡山市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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