日本ジーンズ物語―イノベーションと資源ベース理論からの競争優位性

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日本ジーンズ物語―イノベーションと資源ベース理論からの競争優位性

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860692179
  • NDC分類 589.21
  • Cコード C0034

出版社内容情報

岡山の一地域である児島でジーンズが誕生し発展したのはどうしてなのか。膨大な資料を読み解き、関係者へのインタビューと取材を重ねて1冊の本にまとめたのが本書。マーケティングの第一人者が挑んだ国産ジーンズ誕生の熱い物語。

第一章 ジーンズ以前
1.1 なぜ児島なのか
1.2 児島の歴史
1.3 木綿の歴史
1.4 塩田の歴史
1.5 帆布の歴史
1.6 藍染と絣の歴史
1.7 学生服の歴史
1.8 ジーンズ誕生の条件
第二章 ジーンズの誕生―――リーバイス(LEVI’S)
2.1 ジーンズのイノベーションと起業家
2.2 イノベーションの資源ベース
2.3 イノベーションの顧客ベース
2.4 ブランドイメージ
第三章 日本ジーンズの誕生―――BIG JOHN
(対談)ジーンズのパイオニア・柏野静夫と大島年雄
第四章 ビッグジョン(BIG JOHN)
4.1 ビッグジョンの誕生
4.2 ビッグジョンの現状
4.3 ビッグジョンの課題
第五章 ベティスミス(BETTY SMITH)
5.1 ベティスミスの誕生
5.2 ベティスミスの現状
5.3 ベティスミスの課題
第六章 藍染めの技術
6.1 坂本デニム
6.2 カイハラ
第七章 資源ベースのイノベーション考察
7.1 イノベーター
7.2 イノベーション
7.3 顧客ベース
7.4 資源ベース競争優位の形成
第八章 日本ジーンズ市場の分析
8.1 過去の売上動向
8.2 ジーンズのイメージの変化
8.3 国際比較
第九章 ジーンズの未来
9.1 (対談1)藍布屋社長:真鍋寿男
9.2 (対談2)キャピタル社長:平田俊清
9.3 日本のジーニストの予言
9.4 ジーンズの未来

青春時代のシンボルであるばかりでなく世界で愛用されているジーンズ。その歴史にこれほどまでの企業家スピリットがあったとはまさに驚きである。それだけではない。本書は知られざるジーンズの秘密を余すところなく解き明かしているだけでなく、21世紀のグローバル化社会で勝ち残るために企業がとるべき戦略を分析している。ジーンズに対する著者のこだわりと調査力は本職のジャーナリスト顔負けだ。本書を読まずしてジーンズは語れない。(蟹瀬誠一・ジャーナリスト・キャスター、明治大学国際日本学部長)


TOKYOでもなくOSKAでもない…瀬戸内の小さな町で生まれた国産ジーンズが今、世界を席巻する!著者の杉山慎策氏は、岡山県出身で、大企業のマーケティング責任者、経営者としての実践を経て、現在は立命館大学経営管理研究科教授などを務めております。ジーンズをテーマにした読み物としてだけではなく、マーケティング、特に地域ブランドの育成に関するケーススタディとして、幅広く読まれることが期待できます。

内容説明

ジャーナリスト・蟹瀬誠一氏推薦!マーケティングの第一人者が挑んだ国産ジーンズ誕生の熱い物語。

目次

第1章 ジーンズ以前
第2章 ジーンズの誕生―リーバイス(LEVI’S)
第3章 日本のジーンズの誕生―ビッグジョン(BIG JOHN)
第4章 ビックジョン(BIG JOHN)
第5章 ベティスミス(BETTY SMITH)
第6章 藍染めの技術
第7章 資源ベースのイノベーション考察
第8章 日本ジーンズ市場の分析
第9章 ジーンズの未来

著者等紹介

杉山慎策[スギヤマシンサク]
1949年岡山県生まれ。岡山大学法文学部卒業後、ロータリー財団奨学生として西ワシントン州立大学大学院経済学研究科に留学。岡山大学副手を経て資生堂に入社。国内営業や商品開発を経験し、資生堂UK社長、本社国際広報課長を歴任。資生堂退社後外資系企業のマーケティング責任者や経営者を歴任。その間、ブランド・マーケティングについて、ハーバード、ノースウェスタン大学等のMBAコースに招かれて講演。NPO法人スプリングウォーター理事として、若い起業家育成に傾注している。2003年から2008年まで東京海洋大学客員教授。2006年より立命館大学経営管理研究科教授。「英国ロイヤルソサイエティーオブアーツ(RSA)」フェロー。AMA、JMA会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヂャニスちゃん

5
随分と長く時間がかかってしまったが、読了。(中断しまくり3ヶ月ほど。。。)少し前に書かれたものなので時代は変わった感は持ったけれど、日本のデニムの心意気、そしてモノづくりの心に触れられました。 @Seoul2015/03/29

鼻毛カッター

1
マーケティング屋さんが書いた本。なんかの折に書いた会社分析レポートをそのまんまコピペしたみたいな章があったりして、どのへんが「物語」なんだか。ビジネス書としても、なぜ後発組のエドウィンに逆転されたのか分析していないなど片手落ちではないか。ビッグジョンなどの現場のひとたちのインタビューだけはよかった。題材も面白くなりそうなものだし装幀はいいのに中身が残念な本。2010/08/12

kageyama

0
鼻毛カッター氏のレビューが的確すぎて特に描くことがない。日本のジーンズ物語というか、児島のビッグジョンとキャピタル、あとは染め屋さんのちょっとしたインタビュー集として読むといい。2011/12/02

takuya kishi

0
日本のジーンズの歴史が世界のジーンズの歴史と絡めて記載されている。また異文化であったジーンズを日本の文化とした人々への取材文なども記載されている。ただ当時のデータが残されていないためか根拠が少ない。また主観的な文章が多い故に、一つの考え方として捉える必要があると感じた。その中でも印象に残った部分は、リーバイスの価値観。荒々しい、自信に溢れた。個性的な、自立した、心地よい、気楽な、これらを体現しているのがデニムだと。まさしく自分がデニムが好きな理由であると共に、価値観を形容詞で表す利点も学んだ。2021/04/12

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