出版社内容情報
生まれて間もなく脳性小児麻痺となり、両四肢麻痺、言語障害に「生きる」とは? を問い続けた半世紀。重度障害を持つ著者が、社会と家族、そして自分自身に向き合ってたドキュメントエッセー。
1 日々の点描 2 明日に続く轍 3 LETTERS 4 海の見える部屋から 5 道しるべ
じょんならんこんな体で
なんで恋などしてしまうんや
ズタズタになってまうよな予感して
カフェで黙ってしもうた 泣けてきた
じょんならんこの人生を
おまえ助けてくれるんか?
※タイトルの「じょんならん」は讃岐弁で「どうしようもない」という意味。
生まれて間もなく脳性小児麻痺となり、両四肢麻痺、言語障害に「生きる」とは? を問い続けた半世紀。重度障害を持つ著者が、社会と家族、そして自分自身に向き合ってたドキュメントエッセー。それは、読む者の魂を揺さぶる……。
内容説明
生まれて間もなく脳性小児麻痺となり、両四肢麻痺、言語障害に。「生きる」とは?を問い続けた半世紀のドキュメントエッセー。
目次
1 日々の点描(朝の風景;棒とペン立て ほか)
2 明日に続く轍
3 LETTERS
4 海の見える部屋から(鳥の声;六月の悪夢 ほか)
5 道しるべ(平島智子)(終の棲家;介助の周辺 ほか)
著者等紹介
三谷泰夫[ミタニヤスオ]
1956年、香川県引田町生まれ。生まれて間もなく脳性小児麻痺となり、両四肢麻痺、言語障害に。母・房子は、同町で「心身障害児を守る親の会」を立ち上げる。引田町立相生小学校を卒業。1975年、文部省(当時)より中学校卒業程度認定証書を授与される。独学でアマチュア無線技師、パソコン検定、インターネット実務検定など様々な資格を取得。また、「香川車イス旅行の会」の会長を務めるなど
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