内容説明
備前焼が誕生する以前、備前市より南に位置する邑久郡にあった邑久古窯址群は須恵器の一大生産拠点であった。その中心窯であった牛窓町にある寒風古窯址群の全貌を紹介。
目次
1 寒風までの焼き物の歩み
2 寒風古窯址群
3 須恵器をめぐる諸状況
4 「寒風」から「備前焼」へ
5 寒風古窯址群を生み出す地域的・時代的背景
著者等紹介
山本悦世[ヤマモトエツヨ]
1956年、岡山県岡山市に生まれる。岡山大学法文学部史学科卒業。岡山県教育庁文化課を経て、1981年から岡山大学に勤務。現在、岡山大学埋蔵文化財調査研究センター調査研究室長。文学部助教授
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