内容説明
安心、快適、順調、秩序。平和、進路、初恋、童貞―。みんな、サヨナラ。「釣れるまで、帰らない。」計２３ヵ国４５３日、弱冠２４歳の若者が、初期衝動のままに駆け抜けた、青春の記録―。＆すべての釣り人へ贈る、夢を叶えるハウツーガイド。
目次
第１章 アマゾン
第２章 東南アジア
第３章 パプアニューギニア
第４章 ユーラシア
第５章 日本
第６章 アフリカ
著者等紹介
小塚拓矢［コズカタクヤ］
１９８５年、富山生まれ。東北大学理学部卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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アルキメデス
12
小学生の頃はずっと川で魚獲りに夢中だった。大学に入ってからは熱帯魚飼育に夢中になった。淡水魚中心の飼育で魚種の知識をつけていく中、有隣淡水魚の王者となる巨大魚ピラルクーを知り、アマゾン川の偉大さに触れ、モンスターフィッシュを擁する自然界に思いを馳せた青春があったものだから、この本を見つけた時かなり胸が高鳴った。読み進めていく中、作者小塚さんのチャレンジ精神と情熱に舌を巻く。面白い。こんな学生時代を歩みたかった。写真満載で釣りをしなくともその魚の稀有な存在と凄さがよく伝わった。面白かった。2023/11/09
マエダ
10
世界各地で様々な魚を釣っているが これは本当に魚なのかモンスターばかり釣っている。 未知なるものを求める姿勢はすごく共感できる。2015/10/24
長谷川透
3
著者は旧友です。2010/09/30
female_beetle
1
怪物（魚）を釣るための仕掛けや季節・ポイントなどがわりと詳しく説明してあり、やや釣りキチ向けの内容か。が、釣りをやらなくても、世界各国での旅や怪物とのバトルの描写、美しい写真の数々、著者の釣りに懸ける情熱には胸をアツくさせられるものがある。「アロワナの群れを淡水イルカが追いまわす」この一文が、これまで抱いていたアマゾンへの憧れをさらに強めてくれた。ちなみに、本作の著者の旅の師匠として、『世界怪魚釣行記』の著者である武石憲貴が紹介されていたのには、思わずニヤリとしてしまった。2012/11/17
青木潤太朗
1
スゴクいい本です。お願いだからみんなで買って読んであげてくれ。この人が報われないようだったらこれからのアウトドアライター業界で誰一人報われる資格がないってくらいに、賞賛されてしかるべきことをなしてる人だと思うんですよ。20代半ばくらいの文筆業者のなかでは多分ぶっちぎりで凄いことをしている2011/01/25
