出版社内容情報
■現代文頻出キーワードをテーマ別に解説
現代文頻出キーワードを160語を厳選し、科学・哲学・近代などのテーマ別に解説。図解やチャートで抽象的な語も視覚的に理解できます。
■読解力に結びつくキーワード学習
入試に出題された文章を例文としているので、実戦的で文脈把握に役立つキーワード知識を身につけることができます。
■充実のテーマ解説
各テーマについて「なぜ問われるのか」「どのように読解に生かすのか」を解説し、より深い理解に導きます。
■確認問題で実戦的な学習
最重要キーワードに確認問題をつけました。
学んだことが実際に身についたかチェックできます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
void
3
【★★★★☆】必要十分な量に程よい解説、問題文抜粋も100前後載ってて使い勝手のいい一冊。あとは折にふれて一般的な語彙を鍛えつつ、論理的読解力を意識しつつ磨けば伸びていくでしょう。中山元の新書みたいにパンキョー気味なのも面白いっちゃ面白いけど。2014/04/08
さわ
2
大学受験用の現代文の参考書。章の初めにその考えの背景があり、その後に文章と用語の説明がある。哲学や歴史、科学、現代社会についての評論を読みながら、用語も覚えられるのは受験生にとってありがたい。2016/06/23
Kyohei Matsumoto
1
大学卒業したあと、大学院二年目にして、教養を深めるために読ませていただいた。これだけで新書数十冊分の価値があるだろうと筆者も書いておられたが、本当にそうだと思う。高校の公民（特に現社や倫理）にも通じるところがあると思うので、高校生は併せて読まれたら良いのではと思う。人文科学系学術書を読む際のひとつの足掛かりとして有効に使用させていただいた。2016/09/09
まこと
1
現代文の単語集です。 「要素論」「機械論」「テクスト」「コンテクスト」など知っているようで知らなかった言葉の意味を再確認できました。 また、この本は、現代の評論文が扱う世界を一通り説明してくれています。 だけど「現代の評論文の世界」自体が、まだ多くの矛盾を抱えているせいもあって、残念ながらこの本も矛盾を多く抱えています。仕方ない。 ただ、これから新聞などで評論文を読むときに、その文章を書いた学者の意見と、読んでいる僕の意見とが、激しく違っていても気にせずに読み進めるようにはなりそうです。2014/11/20
浦井
1
今まで難しい文章をなんとなくでしか理解できなかったのは、基本的な語彙力がなかったからだったと気づいた。新書や専門書を読むときに参照したり、折に触れ再読したい。2014/07/02
