出版社内容情報
現代文の読解を本格的に始めるための入門書
「段落の問題」(構成)、「指示語の問題」「空欄補入の問題」(文脈をとらえる)、「傍線部説明問題」(意味をとらえる)、「内容判定問題」「要約の問題」(要旨・主題をとらえる)、「総合問題」の7章構成。オリジナル問題でじっくり説明します。
マークして読み進めるからわかりやすい
読解のポイントとなる箇所にマークをした問題文を再掲。どこに注意しながら文章を読めばよいのかがわかります。「このように読んでいけば、筆者の言っていることがわかる」というコツをこの方法で学んでください。
語彙の説明も充実
読解に「語彙力」は必須。本書で必要に応じて説明していきます。
今から現代文を始めたい人・苦手意識をもっている人にぴったりの一冊です(改訂版になるにあたり、内容の大幅な変更はございません)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
void
3
【★★★☆☆】半分まで問題文は短くレベルも低いし、設問も類型ごとでよい。が、読解の「読み」はできるけど「解き」は不十分という稀な人こそが対象で、読めてない人がやっても類書ほど伸びないだろうなと。マーキングは文単位で段落毎の着眼としてはいいが、これもまた「読んで理解するための補助線」ではなく「読めた足あとを残す」ものであり、設問解答には過剰で、試験等で使えるものではないなと。つまり説明用。あと、大問12問3の「弱者」の説明は誤りで、他律がそもそもストイシズムを孕んでいるという方が妥当だろう。2014/03/23
苦労徒
1
Z会はなんだかんだ難易度高いです。ですが、正統派で解説も詳しいので時間あるならやった方がいいかな