内容説明
ヘーゲルの著作の中でも最も難解とされる書を、「感覚的確信」という土台から「絶対知」という屋上へ通ずる1つの建造物に準えて解読。各階はどのような構造となっているのだろうか?そもそも「絶対知」とはどのような知なのだろうか?
目次
序章 問題の在り処
第1章 意識の「現象学的歩み」の進展を与えている「われわれ」
第2章 「現象学的歩み」の第一の構造的再編―「理性」から「精神」へ
第3章 「現象学的歩み」の第二の構造的再編―「精神」から「宗教」へ
第4章 「自己知」における「形式」と「内容」の統合の完成としての「絶対知」
第5章 現象学的行程の第三の構造的・概念論的再編―「絶対知」の成立
終章 「現象学」と「学」、あるいは「現象学の論理」
著者等紹介
田端信廣[タバタノブヒロ]
1948年三重県に生まれる。現在、同志社大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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