内容説明
「HANABI」「掌」「GIFT」などMr.Childrenの楽曲八つを取り上げ、そこに込められた世界観・人生観・人間観・恋愛観…を、先生・山下アナ・桜子さんの個性豊かな3人が、ときにフムフムときにキュンキュンしながら哲学的に読み解いたラジオ講座風の入門書。
目次
第1回 瞬間と永遠
第2回 中心と周辺
第3回 体と心
第4回 過去と未来
第5回 有限と無限
第6回 生と死
第7回 変化と不変
第8回 時間と空間
著者等紹介
小林正嗣[コバヤシマサツグ]
1975年長野県生まれ。1997年名古屋大学法学部政治学科卒業。2006年名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程満期退学。2006年名古屋大学大学院法学研究科博士(法学)取得。現在、大学講師(愛知大学・愛知県立大学・中京大学ほか)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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bbbaaaccchhh
2
ミスチルの歌詞が好きな人にとっては至福の書です。読み進むにつれて天頂にも至るような思いがして,感動して涙が溢れました。何で自分はこの世界に生きているのか?そのヒントを教えてくれる素晴らしい本です。2021/07/01
ozanarimakoto
1
ファンだし記念に買っておくか、内容はたぶんちょっと軽めの自己啓発くらいかなあとたかを括ってたんだか、案外よかった。実際、自己啓発的ではあるのだが、著者の略歴をみるとハイデガー研究者らしくそれなりのバックボーンはあるのだと思う。各章毎に下敷きにされてる哲学者を考えたり楽しかった。基本的には「世人」とか「世界内存在」とかやはりハイデガー的タームを連想した。確かにミスチルってある時期からハイデガー的になる。キーワードは「死への先駆」だろう。まあ要は『恋空』のことなんだけど。花の解釈とか結構よかったよ。2022/03/12
KN
0
解説のあった曲を聞き直してみると、趣が異なり深まった。一度では理解しきれない部分もあるので時間を空けて再読したい