内容説明
組織・地域・社会の共通課題に対し、ステークホルダー(利害関係者)が協働し、その解決を図ることを通して、相互の信頼関係を継続的に深めていく新たな広報のあり方を「協働広報」と定義し、その内容を、広報の歴史も振り返りつつ、実例などを交えてやさしく解説。
目次
第1章 広報とは何か(広報の基本;五つの広報コンセプト;メディア発送と関係性発想;広報の定義再考)
第2章 協働広報の登場(戦後広報史;協働が求められる時代的意味;協働広報とは何か)
第3章 協働広報事例(事例選定の考え方;事例検討;事例からの示唆)
第4章 協働広報の担い手(協働広報のポジショニング;期待される担い手の要件;広報マインドの特殊性と一般性)
著者等紹介
宮田穣[ミヤタミノル]
1959年金沢市生まれ。1983年一橋大学社会学部卒業。大手印刷会社、教育出版社で、マーケティング・編集・調査・研究・広報など多様なキャリアを蓄積。2004年東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科博士後期課程修了。コミュニケーション学博士(東京経済大学、日本で第1号)。現在、相模女子大学人間社会学部社会マネジメント学科准教授。専門はコーポレートコミュニケーション、企業の社会的責任、NPO論、企業広報、行政広報、組織内コミュニケーション論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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