内容説明
新たな共同体論の構築に向けて、自己‐他者を繋ぎかつ両者の共通の基盤となる「情感性」という視角から、サルトル、シェーラー、ベルクソン、アンリの他者把握の議論を分析。さらに、情感性に基づく共同体論の可能性と限界をルソーを通して検証。
目次
第1部 志向的他者把握から情感的他者把握へ―サルトル/シェーラー/ベルクソン(サルトルにおける「まなざし」と恥の構造;シェーラーにおける情感的他者把握;ベルクソンにおける生の共同体)
第2部 情感的他者把握の可能性―アンリにおける生の共同体(生の「内在性」と自己‐触発;情感的他者把握と生の共同体;共同体論の展開)
第3部 情感的共同体論の展開と限界―ルソーにおける共同体と自我(二つの共同体とその限界;共同体の崩壊と自我の亀裂;他者の要請)
著者等紹介
吉永和加[ヨシナガワカ]
1968年高知県に生まれる。1992年神戸大学文学部卒業。1997年大阪大学大学院文学研究科博士課程後期課程退学。現在、大阪大学大学院文学研究科助手(哲学哲学史)、博士(文学)
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