内容説明
47都道府県それぞれの気象データ(水害の起こりやすい地域、気温・降水量の傾向など)が満載。死者・行方不明者が多く出た気象災害を振り返り、そのなかから、特に重要なものについてはさらに解説。基礎知識から丁寧に説明しているので、気象や防災に関心のある大人から、調べ学習に役立てたい学生まで、幅広く読める。
目次
1 用語の説明
2 日本の気候(年降水量の分布;年最大積雪深の分布;年平均気温の分布;日照時間の分布;気象の歴代記録(第1位から3位まで)
瞬間風速と被害の関係
日本に大きな被害をもたらした台風
繰り返す西日本広域水害)
3 都道府県別の気象と災害(北海道・東北地方;関東地方;中部地方;近畿地方;中国地方;四国地方;九州地方)
著者等紹介
三隅良平[ミスミリョウヘイ]
1964年、福岡県生まれ。防災科学技術研究所水・土砂防災研究部門部門長総括主任研究員。筑波大学生命環境系教授(連携大学院)、鹿児島大学客員教授、東京理科大学客員教授。名古屋大学大学院理学研究科大気水圏科学専攻博士後期課程修了。博士(理学)(名古屋大学)。科学技術庁防災科学技術研究所、文部科学省研究開発局開発企画課などを経て、2016年4月より現職。専攻は気象学(雲物理学)で、災害を引き起こす激しい雨の発生機構や、降雪粒子のモデル化について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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