出版社内容情報
宇宙の観測とひと口に言っても様々なものがあります。地球の上空160kmから3万kmを超える範囲の地球周回軌道から宇宙を見つめるもの、月をはじめ、太陽系の惑星に直接向かうもの、高い山の上などの地上から宇宙を見つめるもの、逆に地下深くで宇宙に飛び交う粒子を捕らえるものなど、場所も方法も様々です。
これらは一体、宇宙の何を調べているのでしょうか。どのようにして何を調べ、それによって宇宙の何がわかるのでしょうか。
本書は現在稼働している宇宙の探査機・観測機器をオールカラーで紹介。その活躍を知ることで、宇宙の謎に迫っていきます。
内容説明
宇宙物理の最前線の探査機・観測機器を61機紹介し、それらの装置がどのような謎を解くために開発されたのか、その科学的背景を解説していきます。
目次
1 太陽系を探検する探査機・観測機器(宇宙気象台ディスカバー;接触領域分光撮像機アイリス ほか)
2 宇宙を探る天文台・衛星(ロシア科学アカデミー電波天文望遠鏡ラタン600;超長基線アレイVLBA ほか)
3 光を使わずに宇宙を視る(スーパーカミオカンデ;アイスキューブ ほか)
4 特殊任務に取り組むスペシャリスト衛星(系外惑星探査衛星テス;プランク ほか)
著者等紹介
小谷太郎[コタニタロウ]
1967年、東京都生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。博士(理学)。専門は宇宙物理学と観測装置開発。理化学研究所、NASAゴダード宇宙飛行センター、東京工業大学、早稲田大学などの研究員を経て国際基督教大学ほかで教鞭を執るかたわら、科学のおもしろさを一般に広く伝える著作活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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