花と昆虫のしたたかで素敵な関係―受粉にまつわる生態学

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花と昆虫のしたたかで素敵な関係―受粉にまつわる生態学

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860646103
  • NDC分類 468.4
  • Cコード C0045

出版社内容情報

陸上で繁栄するさまざまな植物。陸上植物の種のうち、種子植物である被子植物が約9割を占めると言われています。さらにその約9割の種が、花粉を運んでもらうのに動物(おもに昆虫)を利用していると考えられているのです。
どうしてそんなに多くの植物種が、受粉を昆虫に頼っているのでしょうか。また、花粉をつくる植物や、花に集まる昆虫はどのような暮らしをしているのでしょうか。花の中で繰り広げられる、植物と昆虫のしたたかで不思議で素敵な関係を紹介します。

内容説明

花粉の数だけ、植物と昆虫のドラマがある!多種多様な花は、なぜ生まれたのか?

目次

第1章 なぜ多くの植物種が動物に受粉を依存しているのか?
第2章 さまざまな送粉者
第3章 絶対送粉共生
第4章 訪花者による花の選択―植物の多様性を支える行動
第5章 騙す花、奪う訪花者
第6章 送粉者を操る植物の戦略
第7章 送粉系群集
第8章 壊れゆく植物と送粉者の関係―実りなき秋は来るのか

著者等紹介

石井博[イシイヒロシ]
富山大学理工学研究部教授。専門は生態学。理学博士(東北大学)。北海道大学、カルガリー大学(カナダ)、東京大学を経て、2008年に富山大学に赴任。2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2
面白かった。下に注釈ほぼずっとがあって、個人的にいつも気になってネットで調べているような内容が注釈に書いてあるのが良かった。内容もちょっと読みにくい文章ではあったがとてもまとまっていてよかった。個人的にこの本はレイアウト的な部分がすごい良かった。(カラー写真ありのさらさらの紙、色遣いなど) 絶対送粉共生やポリネーター(送粉者)の響きは最高に良い2021/12/11

コトノハ小舟

1
薄く広く素人にも少しだけ専門的に、知見を広めるのに最適。植物と虫が互いに共進化している。自然の不思議とはかりしれない知性。この世界は知らないことと、不思議でいっぱいなんだなあ。2023/04/28

6ちゃん

1
山野の花々と飛交う虫たちの風景を一変させるほど、彼らの関係を濃密に描き出した一般向け生態学の良書。著者の目論見どおり程よい難易度で、単に各々が奪い合うだけでなく、花々と虫たちの協力や妥協も研究成果から垣間見えるのが素敵だ。訪問して欲しいが成果を上げて欲しい花と、報酬だけきっちり頂きたい虫を見ていると、まるで小売チェーン店と客の関係だなと思え、すると数億年前から世知辛い欲得ずくの「社会」が地球上に在ったのだな、と苦笑した。花畑を見ると、今後は複雑な笑みを浮かべてしまいそうだ。2021/10/01

kaz

0
見出しと資料を中心に飛ばし読み。いろいろな生態があって面白い。図書館の内容紹介は『なぜ種子植物種の多くは、受粉のための花粉の運搬を動物に依存しているのか。花と、花粉を運ぶ動物たちにまつわるさまざまな話題を、最新の知見も取り入れながら、カラー写真とともにわかりやすく丁寧に解説する』。 2023/11/08

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