出版社内容情報
今後ますます注目される気象現象や、ニュース・天気予報で見たり聞いたりするけどよく知らない言葉など、気象の「いま」と「これから」がわかるキーワードを新進気鋭の気象研究者たちがやさしく、深く、解説します。
災害を引き起こす現象や、異常気象、地球温暖化といったテーマから、研究や天気予報を支えるスーパーコンピュータのことまで、気になる話題が盛りだくさん!キーワードをただ解説するだけではなく、背景知識を丁寧に紹介するページも収録。天気と気象について、「深く」「詳しく」学べるキーワード集です。
内容説明
新進気鋭の研究者たちが、気象学のフロンティアを案内する天気と気象の「いま」と「これから」がわかる!
目次
はじめに 平成史に刻まれたお天気ワード
第1章 30年に一度?異常気象の仕組みに迫る!
第2章 地球温暖化のホントのところ!
第3章 気候は生活にどのような影響を及ぼしているのか?
第4章 気象を語るコンピュータの世界!
第5章 天気予報の舞台裏!
第6章 災害と直結、激しい大気現象の正体!
著者等紹介
筆保弘徳[フデヤスヒロノリ]
横浜国立大学教育学部准教授。専門:台風・局地風。京都大学大学院理学研究科出身。博士(理学)
山崎哲[ヤマザキアキラ]
海洋研究開発機構(JAMSTEC)付加価値情報創生部門アプリケーションラボ研究員。専門:大気力学(特にブロッキング)。九州大学大学院地球惑星科学専攻出身。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまうち
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⭐︎92020/10/12
こばこ
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ここ数年で巻数を重ねている、気鋭の気象研究者による共著のシリーズの最新版。今回は研究という方向からはちょっとずれて、メディアでよく取り上げられるトピックに注目した構成。しっかりとベースを持った研究者が書いているので何といっても内容の土台がしっかりしているのがいい。どの章も読みごたえがあるけど、4章のスパコンの話と、5章の天気予報の話はこれまでの本にはなかった角度からの語りなので、多くこういった本を読まれた方にもおすすめかなと思います。2019/12/26