出版社内容情報
身近にいるペットや、里山などの自然に暮らす野生動物、動物園や水族館で出会える外国の動物など、なじみ深い動物たち約50種のオスとメスの見分け方を紹介!
大きさや色などの見た目の違いだけではなく、行動の違いからオスとメスを見分けられることも。
ヒトとは違う繁殖や子育てのしかたには驚きの連続! パートナーをめぐる自然界の厳しさには涙! 途中で性別が変わる不思議な動物も!?
イラスト満載、動物の豆知識がたくさんつまった一冊なので、読み終わるころには、きっとあなたも誰かに説明したくてウズウズするはず!
内容説明
人間の理解を超える“オスとメス”の世界、どっちがどっち?
目次
哺乳類
鳥類
両生類・爬虫類
魚類・海の生き物
昆虫・節足動物
変な交尾で見分けよう!?
著者等紹介
木村悦子[キムラエツコ]
出版社勤務後、フリーランスの編集者・ライターに転身
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
動物学者。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で特別研究生として、哺乳類の生態調査に参加。その後、文部省(現・文部科学省)の国際生物学事業計画調査などに参加。伊豆高原ねこの博物館館長、日本動物科学研究所所長などを歴任。著書・監修多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
99
哺乳類、鳥類、両生・爬虫類、魚類、昆虫・節足動物他代表的な種類の見分け方をイラストとともに紹介している。犬は尿の仕方で分かるし、キジはその鮮やかさが違うしわかりやすい。カブトムシもそうだ。マムシなどは遭遇率が低いうえに見た目が殆どわかりにくいが見かけるのはだいたいメスということ。チョウチンアンコウなどはメスに比べて見えないくらい小さいそして吸収されるとのこと・・・・しかし人間も最近は見かけではわからなくなってきている。いやわからないことを強調してはいけない。こんな書き方はこれからの時代はだめなのかも。2022/03/13
chatnoir
23
写真は最初の2ページくらいのみ。後はイラストに説明文。空白が多いので読みやすい。参考文献が物凄く多い...抜粋?家の猫が雄か雌かは重要だけど、ダンゴムシとかアキアカネとかははっきり言ってどっちでも良かったけど、そうか、色々見分ける術はあるのね。そう言えば、TVで見たわ、半分雄で半分雌のカブトムシ。カラスと雀のオスメスは無かった。 たぬきは完全なイクメン。ダンゴムシもワラジムシも甲殻類!オカメインコはインコじゃなくてオウム。日中お散歩しているのは雌のマムシ。2020/01/23
ユウユウ
22
子ども向けではあるけれど、わかりやすくおもしろい。むしろ子どもには少し刺激的かも?シロワニのお腹の中からの生存競争には戦々恐々しました。2019/09/28
バニラ風味
21
面白いのですが、多種多様な生物を盛り込み過ぎな気もします。それになぜ、表紙はカラーなのに、なぜ中身はカラーではない(グレーと青?)なのでしょう。オスとメスの違いが色である場合もあるので、中のイラストがカラーだったらどんなに良かったことか。また、対象年齢を、何歳位と考えての本なのかが、気になります。ダンゴ虫の見分け方は、へえ~と思いました。2019/09/06
鯖
19
ダンゴムシは下腹部に一対の長い針みたいな生殖脚があるのがオス。コオロギはオスにメスが乗る。カブトムシは見た目でわかるやんけと思ったんだけど、メスは角はないけど、代わりに毛深いとあって、確かにそういや茶色い毛みっしりだったなあと。参考文献が5ページに渡って、みっしりほうで、とても真摯な本だなあと思いました。面白かったです。2019/08/18