Beret science<br> 観察する目が変わる水辺の生物学入門

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Beret science
観察する目が変わる水辺の生物学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860644802
  • NDC分類 468
  • Cコード C0045

出版社内容情報

水辺に生きる動物や植物を観察するのに役立つ知識を紹介。さまざまな水辺環境に適応した生物たちの複雑なドラマを垣間見られる一冊。私たちの身のまわりにあるさまざまな水辺。河川や湖はもちろん、人が管理する水田にも、あまたの種類の生物が暮らしています。水中で生活する魚類をはじめ、両生類や鳥類、甲殻類、昆虫、植物など、水辺とその周辺の環境で見られる生きものは数えきれないほどです。これらの生きものたちは、生息する水辺の環境に適応して、たくましく生きています。
ひとくちに水辺といっても、いろいろな環境があり、その多さに驚かされます。そこで本書ではまず、河川や湖沼、湿原、水田といった水辺の特徴を紹介します。それらの特徴を知ったうえで、生きものたちの暮らしぶりを見ていきます。とくに身近な河川と水田については、研究者直伝の観察や採取の方法も紹介します。
水辺では、生物同士が互いに影響しあい暮らしていますが、人間活動の影響も無視できません。本書は、生きものたちを保全する取り組みも説明しています。生きものたちを守る際のヒント満載です。
本書を読めば、ただ何となく見てきた水辺の環境にも、いろいろな特徴があり、それらに対応するように生きている生物たちの複雑なドラマがあると、思わずにはいられないでしょう。水辺に生きる動物や植物を観察するために役立つ知識を整理した、観察には欠かせない一冊です。

第1章 そもそも水辺とは
第2章 さまざまな水辺の環境
第3章 水辺の環境と生物の危機的状況
第4章 川の流れやかく乱に適応した生物
第5章 水田稲作に適応した生物

西川 潮[ニシカワ ウシオ]
金沢大学 環日本海域環境研究センター 准教授。ニュージーランド・オタゴ大学 博士課程 動物学研究科 修了。PhD。専門は保全生物学と陸水生態学。外来ザリガニの侵入リスク評価と管理、生物共生農業の振興に基づく水田地帯の自然再生など、陸水域の生物多様性と人間社会の関わりを中心とした研究を進めている。著書に『外来生物――生物多様性と人間社会への影響』(裳華房、編著)、『Social-ecological restoration in paddy-dominated landscapes』(Springer、編著)、『エコシステムマネジメント――包括的な生態系の保全と管理へ』(共立出版、分担)、『淡水生態学のフロンティア』(共立出版、分担)などがある。

伊藤 浩二[イトウ コウジ]
金沢大学 地域連携推進センター 特任助教。東京大学大学院修了。博士(農学)。専門は植物生態学。河川や水田の植物種多様性と環境との関係についての研究を行なっている。著書に『里山復権――能登からの発信』(創森社、分担)などがある。

内容説明

水辺には生物たちの複雑なドラマが人知れずある。水辺の動植物の観察に欠かせない一冊!

目次

第1章 そもそも水辺とは?(水辺とは?;水辺で見られる主な生物;水辺の生き物の生息地)
第2章 さまざまな水辺の環境(河川;湖沼;湿原・干潟;ダム湖;ため池;水田・用排水路)
第3章 水辺の環境と生物の危機的状況(水辺環境を脅かす人間活動;水辺環境の現状;水辺環境の保全・再生と代用生物)
第4章 川の流れやかく乱に適応した生物(河川生物の生活史戦略と繁殖戦略;河川生物の観察法と採集法;河川環境の代用生物;底生動物から見る河川の水質)
第5章 水田稲作に適応した生物(稲作農業の有害生物;稲作農業の有用生物;水田とその周辺に現れる生物の生活史戦略と繁殖戦略;水田生物の観察法と採集法;水田環境の代用生物生物多様性に配慮した水田管理と水辺の生物

著者等紹介

西川潮[ニシカワウシオ]
金沢大学環日本海域環境研究センター准教授。ニュージーランド・オタゴ大学博士課程動物学研究科修了。PhD。専門は保全生物学と陸水生態学。外来ザリガニの侵入リスク評価と管理、生物共生農業の振興に基づく水田地帯の自然再生など、陸水域の生物多様性と人間社会の関わりを中心とした研究を進めている

伊藤浩二[イトウコウジ]
金沢大学地域連携推進センター特任助教。東京大学大学院修了。博士(農学)。専門は植物生態学。河川や水田の植物種多様性と環境との関係についての研究を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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家の中のぱっぽ

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観察する目が変わるというように、本書は湿地生態学の一般向けの書籍です。堅苦しくならないような平易な文章で専門的な内容に踏み込めるので、水辺環境の生物学、生態学を学ぶための入門書としてはお勧めです。 さらに踏み込みたい場合は、より高度な専門書や本書引用、参考文献を読んで知識を得るのが良いかと思います。観察する目が変わるというように、本書を読んだ後に水環境の生き物を改めて観察することで新たな発見があると思います。2021/11/15

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