出版社内容情報
『孤独』は怖く寂しいものではない。自立した魅力的な人は誰しも孤独という通過儀礼を履修してきた、と著者はいう。自立した大人だからこそ満喫できる孤独との付合い方を提案する一冊。
内容説明
「孤独力」のある人が、愛される。
目次
一流の孤独と、二流の孤独がある。
一流の孤独は、孤独感をバネにする。
孤独体験をしなければ、大人になることはできない。
成長するということは、今のグループを抜け出すことだ。成長するほど、まわりからは理解されなくなる。
孤独がしんどいのではない。寂しがり屋がしんどいのだ。
勉強することで、話が通じる相手がいなくなる。勉強をすると孤独になる。
受け身としての孤独ではなく、自発的な孤独になる。
話す相手がいないことで書くことができる。
孤独になるから、人のありがたみがわかる。
1人で楽しむことができなければ、2人でつき合うことはできない。〔ほか〕
著者等紹介
中谷彰宏[ナカタニアキヒロ]
1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。84年、博報堂に入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。91年、独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのロングセラー、ベストセラーを送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国で講演・ワークショップ活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
55
孤独を楽しめるようになったら、人生勝利ですね。以下メモ。先生を作る、北極星のようにいくべき方角を示してくれる。宇宙飛行士はトイレが長くなる、集団で仕事をする人は、一人になれる時間が必要。一流の孤独は別れが怖くない、一人去ることで一人現れる。敵味方に分けない。本当の会話量は、知らない人と生で話した量。悪口を言うのは自分にできなかったことができた人間が羨ましいから。多くの友達よりも、たった一人の理解者で一人ぼっちでなくなる。孤独な人の方が異質な出会いがある。一流の孤独はプロセスを共有できる。2023/08/19
コウメ
44
成長するために孤独を味わう。グループから抜け出し、もう一歩上に上がるために1人になる必要がある。/友達を増やしても孤独感からは抜け出せない。売れない画家は1人でいいから買ってくれる人が出てきた瞬間にしなくてもいい画家になる。濃ゆいファンが何百の友達より必要!その1人!!!/本を読むうえで影響を受けるが支配はされないように読まなければならない。2019/07/29
糜竺(びじく)
34
「勉強することで、話が通じる相手がいなくなる勉強をすると孤独になる」「大勢でいる人より、1人でいて寂しがっていない人がモテる」「 1孤独な人に出会いがある」 「1人去ることで、1人あらわれる」「ロックミュージシャンは、ストイックな生活をしている」「みんなに理解されないことがうれしい」「自分の価値観も、他の人の価値観も尊重する」「許せないことで、弱くなる。弱くなることで、許せなくなる」「 一流の孤独は、成長に時間を使う。二流の孤独は、時間をつぶす」「一流の孤独は、未来が見えないことを楽しむ」2018/12/01
hundredpink
34
人は皆孤独、一流の孤独と二流の孤独があるだけと中谷氏2017/07/11
アイスマン
16
一流の孤独は、1人でいる事が誇り。 その誇りを守る為に、1人でいながら周囲への気遣いを忘れない。 一流の孤独は、自分をアウェーに置く事がある。 居心地のいいコンフォートゾーンから敢えて離れる事で未知の領域を冒険する。2019/07/06