超解 決算書で面白いほど会社の数字がわかる本

井上 和弘【監修】/福岡 雄吉郎【著】

あさ出版（2016/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 159p／高さ 19cm
• 商品コード 9784860638771
• NDC分類 336.92
• Cコード C2034

出版社内容情報

中堅・中小企業支援に特化したコンサルタントが「会社（中小企業）がつぶれないための決算書の読み方」を詳しく解説する。

内容説明

収益性、安全性、金融力、生産性。いかに経営効率をあげ、カネ回りをよくするか！必要なところだけ押さえる。「お金の動き」に注目！ムダにメスを入れ、社内埋蔵金をキャッシュに変えるヒントが満載。

目次

第１章　会社の数字、４つのポイントを押さえれば十分
第２章　損益計算書で会社の業績をのぞいてみよう
第３章　損益計算書でお金の流れを理解する
第４章　貸借対照表で会社のフトコロ事情をのぞく
第５章　４つのポイントで実際に見てみよう
参考　その他の財務諸表はさらりと流す

著者等紹介

井上和弘［イノウエカズヒロ］
株式会社アイ・シー・オーコンサルティング会長。企業再建の「名外科医」として、経営指導歴４５年、これまで５００社を直接指導

福岡雄吉郎［フクオカユウキチロウ］
株式会社アイ・シー・オーコンサルティング主任コンサルタント。公認会計士、税理士。名古屋大学卒業後、中堅監査法人へ入社。年商数億円から１０００億円を超える企業まで、さまざまな業種の監査業務に従事。２０１２年、（株）アイ・シー・オーコンサルティング入社。中小・中堅企業に対してキャッシュフローを増やすための財務改善指導（オフバランス、資金繰り改善、投資計画策定）、キャッシュフローを守るための内部監査業務に従事。最近は、オーナー経営者の高額退職金支給や株式相続などの事業承継、Ｍ＆Ａ（会社売買）の指導で全国を奔走している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[マラソンマン]

分かりやすかった。

2017/04/20

[dou]

相当分かりやすい。良書。これさえ読めばバランスシートと損益計算書はザックリわかる。取引先・銀行・格付け企業・税務署・投資家それぞれ決算書の目のつけどころが違うのが面白い。そしてそれらに良く思われるために、企業が決算書を粉決にならない方法で微妙に変化させられることを初めて知った。(例えば、売上原価を特損に計上するとか) それに加えて節税とかも考えるから、経理の仕事って単純じゃないんだな、と。

2020/04/14

[pacino]

だいぶ分かりやすい良書。決算書関連の本は沢山出ており、沢山読みましたが今勧めるとすれば本書ですね。「会計は利益を出すな!税務は損失を出すな!」なぜ優良企業は来期業績予想が保守的なのか、明確に理解できました。「人件費の代わりに減価償却費を増やせ」も正にそうですね。

2020/07/08

[GameMogmo]

面白く読みやすかったです。最初に読んだらよかったかも。数字計算はあまりなく、銀行はどこを見るか？など関係者がどこをなぜ見るかが書かれて勉強にりました。

2020/04/19

[サンセット]

賃借対照表（BS）：左側（総資産、資産の部）は会社の持ち物リスト、右側（総資本、負債と純資産の部）は持ち物を買ったお金の出所リスト。BSは表より面積図（積上げ棒グラフ）の方が分かりやすい。総資産=流動資産+固定資産。総資本=他人資本+自己資本（純資産）、他人資本=流動負債+固定負債。 損益計算書（PL）：売上高-原価=売上総利益（粗利益、アラリ）、売上総利益-販管費=営業利益、営業利益-営業外損益=経常利益（ケイツネ）、経常利益-特別損益-法人税=純利益。

2020/02/22