出版社内容情報
自社ならではの評価基準を作成するための手引書。付属CD-ROMには人事評価制度の作成に役立つ8つのフォーマットを収録。
目次
STEPの前に 「ビジョン実現型人事評価制度」の目的と効果を理解する(最大の目的は「みんなで『幸せ』を実現する」こと;全社員が目的を共有した組織になる ほか)
1 「ビジョン実現シート」を作成する(「ビジョン実現シート」を作成する;5つの手順で「経営理念」を作成する ほか)
2 「評価制度」をつくる(「経営計画発表会」で全社員とプロジェクトのゴールを共有する;「ジョブ・ヒアリングシート」で社員全員に参加意識を ほか)
3 「ビジョン実現型人事評価制度」を運用する(設計と運用の重要度は2対8;なぜ中小企業では「人事評価制度」が失敗に終わるのか? ほか)
著者等紹介
山元浩二[ヤマモトコウジ]
日本人事経営研究室株式会社代表取締役。1966年、福岡県飯塚市生まれ。人事評価制度運用支援コンサルタント。成果主義、結果主義的な人事制度に異論を唱え、10年間を費やし、1000社以上の人事制度を研究。会社のビジョンを実現する人材育成を可能にした「ビジョン実現型人事評価制度」を日本で初めて開発、独自の運用理論を確立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toshi@読書垢
3
人事評価制度は人材育成のための大事なもの。ただ昇給や昇格などを決めるためのものではない2020/04/20
みどり
2
人事評価制度を軸として、経営理念や事業計画、それを支える人材育成の考え方・実践方法を有機的に繋げながらまとめた本。こういった本だと根拠のよくわからない哲学じみた考えを述べるに終止することも多いが、本書はしっかりとした理論立てがなされて腹落ちしやすかった。特にメリットや「べき論」だけでなく、何をすると失敗しやすいか、実践時のもどかしさなどを徹底してケアする姿勢はさすが中小企業支援実績が豊富なだけあるなと感嘆させられた。著者の別の本も読みたいと思う。2021/05/09
ちょもらんま
2
評価制度見直しのために。なんとなく頭で理解していたことが体系立てて整理できる。評価制度とは人財育成の仕組みである。そのためには、会社が社員に求めているものを明確に定義し伝えなければならない。理念、方針、行動指針はあるがそれが評価制度にまで落とし込めなければ浸透しない。成果は評価する。加えて、コンピテンシーを設け何を指導するのか、どう目標を与えていくべきなのか、企業としての人財育成力を問われる部分。参考にして、一度方針やら定義やらをマッピングしてみよう。2017/01/09
kanako_jinji
1
社内で積まれている情報を整理・可視化するには良さそう!2018/11/13
カランコエ
1
昨日読んだのと内容はほぼ同じ。データが欲しい方用でした。2016/01/30