感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
H29リオのカーニバル
43
英文法の感触と言うか息遣いというか肌触りの感じられる1冊。似た単語でも単語が変われば表す意味も変わるとか、英語ではwaterの含む意味がお湯を含むとか、語順に対する述べ方の違いとか、丁寧に丁寧に語られていて、英語の理解を深めたい方は勿論、教える立場にある者の参考テキストとしても優れていると思う。言葉を学ぶということは、言語の含む文化や考え方も合わせて学ぶものだと教えてくれる。2014/09/30
とらじゃ
7
なるほどーと納得しながら読んだ。今までいかに何となくしか英語を理解していなかったかがよくわかった。2015/01/29
黒猫
5
《英語を学ぶ》というより《英語を知る》という感じの本。そもそも言語が違うわけだから、当然日本語には無い感覚が英語には存在する。それを無理矢理日本語で理解するのではなく、英語の感覚として理解する。一見難しいと思いきや意外とあっさりと納得が出来る。長年英語を勉強してきたけど、目からウロコな場面もあって面白かった。これは塾講師のアルバイトをしてる時に出会いたかったなぁ。。2015/06/28
さ
3
英語の感覚を知る、という感じの本。受験英語にもそれなりの意味があったと思っている派なので、英語学習の最初に読む本というよりは、基本の文法等が叩き込まれた状態の人が読むことで、ああ、なるほど、となるものなのでは?と感じた。それこそ中学生の時にこういうニュアンスの違いとかまで聞かされたら、私ならかえって混乱したところもあったかも…という。とはいえ、前置詞の感覚あたりは、最初からこういうの教えてくれたらすぐ活用できたのに、と思った。2021/06/05
大竹 粋
3
確かにこういう切り口で解説してくれる英文法の本、ありそうでなかったかもしれません。語り口もわかりやすくて、英語を知るという意味ではとても面白い読み物。考え方や捉え方、感覚的に英語を理解したい人には一読をおすすめです。2015/06/12