内容説明
２０人の禅僧が心に残る出来事から伝える「生きる智慧」。
目次
１章 『般若心経』って何をいっているの？
２章 「悩みのない人」なんて、いません！だから―
３章 一度自分を「空っぽ」にしてみよう
４章 「思い通りにならない」から、人生はおもしろい
５章 あなたのその「こだわり」は、何のため？
６章 さあ、気持ちをうまくコントロールしよう
著者等紹介
藤原東演［フジワラトウエン］
宝泰寺住職。臨済宗妙心寺派布教師会会長。サールナートホール館長。１９４４年に家康公のお膝元・駿府城下町（静岡市）にある、「庭の美しさたるや東海一」と名高く、江戸時代には朝鮮通信使（正使＝現在の大使にあたる）の休憩所に使われるなど、歴史的にも重要な役割を果たしてきた宝泰寺に生まれる。京都大学法学部卒業後、紆余曲折を経て京都の東福寺専門道場で修行。妙心寺派教学部長、浜松大学非常勤講師などを歴任したほか、静岡青年会議所文化開発室長、高校英語教師をつとめたことも（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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May
1
般若心経を２０節に分け、２０人のお坊さんが解説する部分がメイン。法話のような解説で、とてもわかりやすく、親しみやすい。ただ、”空”に関する説明があちらでもこちらでも書かれているなど、重複感もある。まずこちらを読み、各人の法話の裏にあるものが何なのかを、玄侑宗久氏の著作で確認するというのではどうだろう。2018/12/15
