内容説明
「もう、やってられない…」から、「ライバル会社に勝つ!」に変わるために。成果主義?目標管理?職務基準書?等級評価?職務給?公平性?…日本の会社の人事はココが勘違い。
目次
第1章 日本の会社の「人事」はここが間違っている(すべての会社は成果主義でなければならない;成果主義の問題は導入のしかた ほか)
第2章 「公平な評価」が不公平を生み出している(誤った「公平」なら、ないほうがマシ;「公平な評価」とは青い鳥のようなもの ほか)
第3章 社員として知っておかなければならないこと(経営者とはどのような存在か;マスコミ報道が被害者意識を生み出す ほか)
第4章 「人事」の本当の目的とは何か(「人事制度をつくらない人事コンサルタント」;経営者のように考える ほか)
第5章 「人事」で会社のこれからが変わる(人事は目的に応じてその姿を変える;特効薬の人事は、硬直化に注意 ほか)
著者等紹介
中村壽伸[ナカムラヒサノブ]
株式会社日本経営システム研究所代表取締役社長。企業の事業戦略と経営計画を実現する人事・組織戦略の専門家。中堅・中小企業から上場企業まで、業種を問わず500社以上の企業をコンサルティングした実績をもつ。「実行人事」の構築や「合併人事」「グループ経営人事」「多店舗展開人事」などによって業績向上を支援し、数多くの経営者から厚い信頼と高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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saga
47
【再読】奥付は2008年第3刷で、当時は一社員の立場で人事制度に興味と不満を持っていた。今回は中間管理職の立場で読んだが、わが社の人事を見ると評価制度やMBOは、2023年の今も旧態依然としたものである。それにもまして耳が痛かったのは「有能な管理職の三つのセンス」だった。反省せねば……2023/01/25
所沢
1
成果が上げられなければ会社は持続できないので、会社は成果主義でなければならない。評価内容をしっかり把握して変化をつける。会社が成長するには、具体的な内容、目標数字、期限の三原則を徹底する必要があると感じた。 2017/08/22
oz-machi
1
私はバカな人事になっていないか?と思い読んでみた。でも具体的な対策にはならないと思う。結局受け止め方次第かな、と。2010/09/14
hotatehon
1
マネージャー以上はもちろん現状の評価制度やセクショナリズムに疑問を感じるメンバーも得るものがあるかな、と感じる問題提起に主眼を置いた一冊。2010/03/14
quarterdone
1
「人事システムをつくらないコンサルティング」という発想が新鮮2008/07/10