内容説明
自分の死を意識したとき、あるいは家族が亡くなったときに、するべきことがわからないと、それがもとで遺族の間で争いが生じたり、多額の出費を強いられたりすることが少なくありません。とはいえ、それらの多くは、相続に関する知識をしっかりともち、適切な手を打っておけば防げるのです。この本では、相談が多く寄せられるテーマを中心に、基礎的な知識を解説した後、Q&A方式で、具体的な解決のヒントを述べています。本書を手にした方の直面している問題と、きっと同じものが見つかると思います。相続に必要な知識と、やるべきことがわかる1冊です。
目次
第1章 相続できる人・できない人は?
第2章 遺言の取り扱いは?
第3章 遺産の範囲とその価額は?
第4章 遺産分割の進め方は?
第5章 遺産の登記と名義変更は?
第6章 相続税額と納税方法は?
巻末資料
著者等紹介
坂本正幸[サカモトマサユキ]
弁護士。鈴木久義法律事務所所属。早稲田大学大学院法学研究科修士課程民事法学専攻卒業。相続をはじめ、民事事件、家事事件、刑事事件、商事事件全般を扱う。東京大学大学院法学政治学研究科法実務系講座専任講師、島根大学法科大学院嘱託講師、特定社会保険労務士能力担保研修講師などを歴任。法曹界の次世代を担う人材の育成に力を注ぎ、その一方で日弁連裁判員制度実施本部幹事、弁護士会関係刑事弁護委員会委員などを務め、司法のあり方について提言を行っている。また、講演活動では、企業から学生まで幅広い層を対象に、知識がない、弁護士を雇えないといった理由で、不利益を被ることがないよう、法知識の普及に努め、好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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