内容説明
整理整頓、遅刻、スケジュール管理…こうした問題で悩んでいるあなたは、もしかするとＡＤＤ（注意欠陥障害）と呼ばれる、脳の障害に陥っている可能性があります。この障害は先天的なもので、残念ながら根本的に治療することはできません。しかし、心配は無用です。ＡＤＤには「創造性豊か」「異常なほどの集中力」といった、欠点を大きく補うほどの「才能」があります。こうしたＡＤＤの「才能」をうまく活かすことができれば、「仕事ができない脳」を「仕事ができる脳」へと変えることができるのです。
目次
プロローグ あなたの身近にこんな人はいませんか？
第１章 「仕事ができない」原因は脳にあった！？
第２章 「仕事ができる」ＡＤＤ的ビジネスパーソンたち
第３章 失敗しないための仕事の選び方
第４章 「できる人」に変わるための実践ビジネス術
第５章 「仕事ができる脳」になるための薬品・サプリメント・栄養素・食品
第６章 「仕事ができる脳」になるための生活習慣・運動・治療法
エピローグ ＡＤＤが活躍できる社会を目指して
著者等紹介
双田譲治［ソウダジョウジ］
１９７４年生まれ。東京大学文学部英語英米文学科卒。大学卒業後、葬儀業、郵便局をはじめ数々の職業に就き、日本インターネット新聞社で記者職を務めた後、編集プロダクション勤務を経て、ジャーナリストに転向。各種週刊・月刊誌にビジネスから医療、漫画原作まであらゆる記事を執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のら
4
ADDについての情報を、総花的に並べた本書。ここに書いてある内容は、ネットで十分網羅可能。しかしながら「ニコチンがADDに効果がある」という気付きはここから得た。経験則として心当たりがあり、ニコチンの薬効を期待して試験的にニコチンガムをかみ始めたが効果あり。しばらく経過を観察していきたい2015/07/25
lop
3
ネットでタイトル買いしたので、思ってたのと違った(笑)ADDという症状（？）に関する本で、ADDとはどういうものか、どう付き合っていけばいいのかという内容。最初は自分は違うなとも思ったんですが、読み進めて行くと、そうなのかもしれないでもここは違うよなぁとか当てはまるのかよくわからなかったです。とはいえ知らない知識が増え、あの人もそうなんだとか理解が増えたのはよかったです。さくっと読めるとこもよかった。2016/10/10
ぼけみあん＠ARIA6人娘さんが好き
2
ADHD当事者による本だが、著者が発達障害の専門家ではないため、「一生懸命調べて書きました」感がいっぱいで、どうしても総花的な印象が拭えない。特にエジソンその他を挙げて彼らもADDだった、ADDは才能だなどと言われても、いざ現実社会で生きてゆくにはあまり参考にならない。また、スケジュール管理にDTDを推薦しているのはよいと思うが、これらのアドバイスを本気で実践するには専門的な本を読んだ方が参考になると思う。何らかのヒントを得て参考にするには悪い本ではないと思うが、この本のままではあまりオススメできない。2013/03/07
ながたろう
2
ADD(注意欠陥障害)について書かれた本。忘れ物が多い、飽きっぽい、遅刻が多い、整理整頓ができない、短期集中型、リスクを好むetc･･･と僕も軽度のADDでは？と疑い始めたことをきっかけに読んでみた。内容は非常に分かりやすく、ADD的人間がうまく社会に適応する為にはどのような習慣を組み立てればよいか丁寧に書いてある。特にGTDに関する章は仕事術系の本あれこれ試してみても、なかなか継続できない人には非常に参考になるだろう。また、偉人と呼ばれたあの人もADD？などADD的経営者について書かれた章は、何故か嬉し2012/11/15
Azusa_F
2
精神科医でなく文系ライターの著作である点がポイントであり注意点。ジョブスやホリエモンをツカミに出してくるあたりあざといなあと思うが、自身がADDということもあって、薬から生活改善の事までちゃんと調べてまとめてある点に好感が持てる。ADDの本として読むより、GTDの解説書として読みやすくて優秀なのでは？（そして自分も実はADDかもーと思い始めてｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ2012/01/28
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- 和書
- 丸善五桁対数表
