内容説明
本書は、著者のラーメン人生五二年間の集大成である。ラーメンに対する思いの丈をすべて、本書にぶちまけた。私がどのような考え方でラーメン屋を営み、どのような考え方で仕事に取り組んでいるかなどを、正直な気持ちで述べている。
目次
第1章 ラーメンとの出会いから行列店になるまで、導かれるようにラーメンの道へ(父親の背中を見て学んだ仕事に取り組む姿勢;従兄弟の兄貴に導かれラーメンの道へ ほか)
第2章 数々の試練、絶望、そして復活、お客さんの「声」でよみがえる(突然、襲ってきた病魔;最愛の女房との突然の別れ ほか)
第3章 味はすべてを物語る、ラーメンはつくり手の「心」の味(ラーメン一筋五二年間;成功するかどうかは運不運が多分にある ほか)
第4章 真の教育とは、弟子たちは「技術」と「心」を学んでいく(弟子をとるようになった理由;チャンスは誰にでもある ほか)
第5章 お客さんに感謝を込めて、東池袋「大勝軒」はお客さんの応援で成り立つ店(最高のスパイスはお客さんへの感謝の気持ち;自分で出前をやってくれるお客さん ほか)
著者等紹介
山岸一雄[ヤマギシカズオ]
1934年、長野県生まれ。17歳でラーメンの世界に身を投じる。1955年に「特製もりそば」を考案し、大ヒットを飛ばした。「特製もりそば」は、つけ麺のルーツといわれている。その後、1961年に東池袋「大勝軒」をオープンし、それ以来行列ができるラーメン屋として有名になり、現在も連日たくさんのお客さんが押し寄せ、行列ができない日はない
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感想・レビュー
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