人の望むようにしすぎる人、平気で人を支配したがる人―対人関係を幸福にする心のしくみ

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860630034
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0011

内容説明

「他人の望むようにしすぎる人々」、「平気で人を支配しようとする人々」、「人と人との関係をうまく結べない人々」、人の組織には、こうした人々が数多くいる。それらのほとんどすべての人々が、人間関係のストレスに悩んでいる。「人はなぜ人間関係に悩むのか」―これは人との関わりの中で生きる人間にとって、永遠の課題。そして、千差万別と思われている人間関係の悩みには、実は驚くようなパターン化がみられる。本書は、そのパターンとメカニズムを、二〇〇〇ケースから分析し、独自の視点で明らかにする。

目次

序章 対人関係のルーツはどこにあるのか
第1章 自分の矛盾に気がついていない人々
第2章 人の期待に応えようとしすぎる人、平気で人を傷つける人
第3章 人間関係に悪循環が生まれるメカニズム
第4章 怒りは怒りを誘発し、やさしさはやさしさを誘発する
第5章 男と女―支え合う関係
第6章 ある女性の手記―「私は、私が気持ちいいことをする」 自分不信・男性不信・人生不信からの解放

著者等紹介

岩月謙司[イワツキケンジ]
1955年、山形県生まれ。早稲田大学卒業後、筑波大学大学院博士課程生物科学研究科修了。テキサス工科大学(Research Associate)、日本石油(株)中央技術研究所を経て、現在、香川大学大学院担当教授。専門は動物生理学(動物行動生理学・感覚生理学・細胞生物学)、人間行動学(対人関係のメカニズム)。動物生理学では、共生のメカニズムや走触性、光感覚受容の細胞学的研究に従事している。第8回東洋経済新報社高橋亀吉賞受賞。理学博士
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みんと

8
親に対する怒りを自覚していない人が多いという意見にはハッとさせられた。 誰でも、親は大好きだと思いたいが、愛されたいという強い執着が怒りにすり替わり、配偶者にぶつけられたりする。 なんとなく思い当たるのが切ない。 怒りというものは、人から人へと移ってゆくもので、しかも身近な特に自分より弱い立場の人に向けられるというのがよくない。 身近にいるからこそ関係に気を使わなければいけないのだ。 2012/02/29

1
ハラスメントをしておきながら”これはあなたのためだよ愛だよ”という刷り込みが恐ろしい。よってその親の言動を鵜呑みにしてると勘違いをして大人になってしまうというところを詳しく書いた1冊。ちょうど最近読んだアル中父親の漫画の作者もこれになってた。(しかしご本人は途中で無事気が付いていた)自己分析でこんなに変わるなら境地に達してみたい。2018/11/25

ササキマコト

0
http://i-3-i.seesaa.net/article/107491778.html

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