内容説明
韓国人が日本語で書いたかつてない日本・日本人論。
目次
序章 僕が親日になった理由
第1章 反日教育の嘘(永遠に続く悪口;日本男子は日帝時代の男より弱いのか? ほか)
第2章 悲しきアジア人(日本人は本当に英語が下手なのか?;どこまでいっても親米日本 ほか)
第3章 日本人の感性、外国人の感性(外国人には通用しない日本人のセンス;シャイで意味深(しん)な愛情表現 ほか)
第4章 日本人女性とつき合う方法(「静」の国―美しき日本の女性;「静」の国―すぐわかる日本人女性の特徴 ほか)
著者等紹介
金智羽[キムジウ]
1967年韓国釜山生まれ。韓国東国大学(ソウル)卒業。卒業後、オーストラリアにて2年間留学。その後、日本(東京)での2年間の留学生活を終え、一時帰国、再度約7年間日本在住。年数回韓国と日本を行き来し、現在韓国釜山在住。通訳、翻訳業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
6
元々日本に対して悪い事しか聞かされていなかった韓国人キム・ジウさんが、先入観を捨てて日本に暮らしてみての感想。 普段気にせず何気なくしている事をたくさんほめてくれていて、日本人として嬉しくなる。小さな事にもありがとうを言うとか。 食事の食べ方が綺麗。それでいて会話も、ちゃんと楽しみながら絶妙なタイミングで食べ物を口に運んでいる。 日本の阿波おどりに韓国人も参加した時のニュースで、韓国では『阿波おどりはつまらない振り付け。やはり我が国こそが最高』とアナウンサーが言っていて、
ななしの ななこ
3
タイトルだけを見て買うと失敗してしまいそうな本。 「もともと親日でも反日でもなく、韓国人としては珍しいことにどちらかと言えば日本へ特別な感情を抱いていなかった筆者から見た、世界で唯一特異な性質をもった『日本人』について」書かれた本です。 筆者が親日になった理由そのものズバリが書かれているわけではないし、そもそも筆者は「親日派でも反日派でもない」と書いています。 そのあたりで少し不思議な印象を受けました。2012/02/22
TakeROC
1
10年前に刊行されたので、当時の日韓関係が今より冷え切っていることはないだろう。と思うのだけど、覚えてないな。この本を一言で言えば、著者は日本人の女性が好きなんだな。って事が伝わる本。 最後に、日本を好きと言ってくれてありがとう。2014/07/27
loro
1
日本人よりもストイックな視点で書き連ねてあります。 一長一短あるものだと思いますが、 「嫌」な話になると熱くなって黙っていられないのが、よくあるパターンで自国でありながら言いたくてたまらないような、吐き出したような本でした。普段感ずることのない視点を教えてくれるのは、参考にも刺激にもなりそう。2012/12/21
ノスケ
1
2004発行。『海外からはこんな風に見られているよ』的な本。日本の良い所・悪い所ではなく、日本らしい所が書かれてる。外国人によるこの手の本は、もっと開放して欲しいという事ばかりだったから、著者が外国人の入国に際して厳しい審査を希望してるのには驚いた。入国等で厳しい審査をする事で日本の文化や日本らしさを守る事が出来る理由も書かれていて、納得できた。本文に出てくる外国・外国人・アジア・アジア人を特亜・特亜人に変えても違和感無く読めるのは気のせいだろうか?2012/12/10
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