出版社内容情報
江戸時代中期、 高鍋藩の家臣の生きざまを通して、 「存寄ぞんじより」 の制度と実学の伝統に光をあて、 「仁政」 の構造を解き明かす。 上杉鷹山米沢藩の藩政改革の原点でもあり、 現代がかかえる問題にも示唆を与える。
著者紹介
永井哲雄
昭和9年11月14日生昭和28年3月 宮崎県立小林高等学校卒業昭和32年3月 熊本大学法文学部史学科国史学専攻卒業昭和35年10月 宮崎県立小林高等学校教諭昭和46年3月 宮崎県立総合博物館学芸課主事昭和51年4月 宮崎県総務部県史編さん室主幹昭和63年4月 宮崎県総務部県史編さん室室長平成6年4月 宮崎県総務部参事、平成7年3月同退職平成7年4月 宮崎県総務部県史編さん室顧問平成15年 宮崎県総務部総務課 宮崎県文書センター主席運営嘱託員著書『元禄期の日向飫肥藩――日高浅右ヱ門が生きた時代』(1989年)等