内容説明
昭和初期から10年代にかけての軍国主義の風潮のもと、児湯の地でたくましく明るく生き抜いた少年のものがたり。榎本朗喬先生の爽快自伝小説。
目次
1 太平洋戦争勃発(転校;新田原陸軍飛行場 ほか)
2 軍国少年誕生(またも転校;密造酒 ほか)
3 空襲そして敗戦(空襲始まる;妻中学校入学考査 ほか)
4 文学少年へ変身(コンペイトウとチューインガム;逆風神風・枕崎台風が民家十四軒を倒す ほか)
著者等紹介
榎本朗喬[エノモトアキタカ]
1932年、宮崎市に生まれ、東京、宮崎県内を転居して回る。東京経済大学経済学部卒業後、大阪読売新聞社に一年間在職(嘱託)。1957年から宮崎県公立中学校の教員として36年間勤務。中学校現場をへて、県教育研修センター勤務の後、南方中学校、都農中学校、沖水中学校、宮崎東小学校の校長を歴任。教職退職後、みやざき歴史文化館をへて県総務部県史編さん室(嘱託)に勤務。宮崎県地方史研究会会員。第5回みやざき文学賞随筆の部2席入賞
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