「高齢者てんかん」のすべて

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  • サイズ A5判/ページ数 173p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860591748
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C3047

内容説明

急速な高齢化の進展とともに、意識が突然、途切れてしまう「高齢者てんかん」を患う患者さんが増えている。しかし、症状が認知症と似ているため、適切な処置が受けられず、病気を進行させてしまうケースが多い。薬を服用すれば治る病気だけに、早期発見・早期治療が大切になる。どんな病気?どんな症状がある?どうやって診断する?どうやって治す?親族に高齢者を持つ人はもちろん、老人ホームやデイサービスで介護にあたるスタッフ、そして家庭医や内科医などの医療関係者まで、いま喫緊の話題である高齢者てんかんについて、知っておくべき情報をまとめた本。

目次

プロローグ 「高齢者てんかん」を知っていますか?―50歳代から発症する脳の萎縮に伴う病気
第1部 ケース・スタディで学ぶ「高齢者てんかん」(誰もがかかりうる、誰も知らない病気―「てんかん」は子どもがかかる特別な病気ではない;認知症やうつ病と間違われやすく、併発することもある―「てんかん」らしくない静かな発作;高齢者てんかんは診断がむずかしい―脳波の異常が現れるのは発作時のみ;高齢者てんかんは適切な服薬でコントロールできる―症状改善のポイントは抗てんかん薬との相性;高齢者てんかん発見のカギは、周囲の関心と理解―「異常なし」と診断されたときこそ疑ってほしい)
第2部 診断のポイントと治療の注意点(高齢者てんかんの診断―てんかんの診断は発作がすべて;高齢者てんかんの治療―高齢者てんかんの治療は服薬が基本)
エピローグ 高齢者てんかんとともに暮らす―てんかん患者を支える地域社会

著者等紹介

久保田有一[クボタユウイチ]
1973年静岡県生まれ。医学博士。朝霞台中央総合病院脳神経外科統括部長、脳卒中・てんかんセンターセンター長。および東京女子医科大学、同八千代医療センターてんかん外来担当。山形大学医学部卒業後、東京女子医科大学脳神経センター脳神経外科に入局。国立精神・神経センター武蔵病院を経て、2009年よりアメリカ・クリーブランドクリニックてんかんセンターに留学、その後フランス、マルセイユにあるティモン病院神経生理部門客員研究員として深部電極の研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

76
上司に借りた本。うちの施設に「てんかん」の人が増えてきて、なんで?と聞いたらこの本を勧められた。高齢者ドライバーの事故原因の一つに「高齢者てんかん」の可能性が高いという事に驚く。認知症や、年齢のせいだと考えるのは短絡的すぎると記されている。人は長生きをすると脳も衰え、「てんかん」と言う脳の病気も発症しやすくなる。しかし、この「てんかん」と言う病気は未だに誤解や、偏見が多く、医師の中にも理解のない人が多くいると言う事もまた衝撃的だった。そして、「高齢者てんかん」は投薬によって発作を抑える事が出来る。→続く2021/04/03

Juri

2
近親者で気になる事があり取り寄せて読んでみた。高齢者特有のてんかんについて解説は国内唯一の一般書ではないかと思う。内容はわかりやすい事例をいくつか挙げられています。昨今の高齢者による交通事故の原因の一つとして、高齢者てんかんが潜んでいる事実を知れたのと同時に高齢者てんかんと言っても早い人では50代からで発症している場合もあるという事実も知った。他人事とは思わず誰もが知っておくべき病気であり、精神科領域とはいえ、正しい理解で患者や周囲の人たちに寄り添っていくべきなのだとも思い至った。2022/05/18

Carol

1
勤務先の特養で利用者さん(全介助だが、介助すれば口から飲食できる方)が口元にスプーンを持って行っても全く動かず、目も焦点が合わない状態になり、看護師が脳梗塞かもと判断して救急搬送された。結果は「てんかん発作」。てんかんは子どもに多いものだと思っていたので、なんで?と思ったのだが、気になって調べてみたら「高齢者てんかん」なるものがあることを知り、本書を読んでみた。高齢になると誰にでも起こりうるものだと知りびっくり。発作時、痙攣はなく、数分の意識消失と朦朧状態。日頃から利用者さんの状態をよく見なければ。2024/11/06

高木康宏

0
以前、てんかん患者による交通事故で話題になったので読んでみた。てんかんは画像診断では確定できず、発作時の脳波測定でわかるという。 認知症と間違って診断される場合もあり発見が難しい病気だということがわかった。 家族やまわりにてんかんの患者がいる人はわかるが、まわりにいない人ではなかなか選択股に入らないだろう。 この本を読んだことで選択股にいれよう。2018/10/16

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