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出版社内容情報
■まえがきより
私は人材教育トレーナーのコンサルタントとして、毎月200人から300人の方にお会いする。その中で、部下を育てなければという危機感や、部下を育てたいという強い思いを持ちながら、なかなか部下を育てられないという悩みを持つ管理職が多い。彼らに共通しているのは、部下教育についての必要性は認めながら、部下とのコミュニケーションについては、ほとんど関心がないか、あったとしても学んでいないということである。あまりに当たり前のことなので、ことさら重要視していないのである。
しかし、部下の教育は、そのほとんどが部下とのコミュニケーションを通じて行われる。同じ上司の一言であっても、部下はやる気になったり、やる気がなくなったりするものである。だから、部下の教育という上司の大切な仕事の中で、コミュニケーション・スキルを学ぶということは、管理職にとって不可欠なものなのである。
当然ながら、この場合のスキルは、一般的なコミュニケーションのためのものとは異なり、「部下を育てる」という視点からのものでなければならない。この違いを知っておく必要がある。
とくに今日のように経済的に厳しい時代にあっては、部下のモチベーションは下がり気味だ。そんな中で、部下を育成してゆくためには、上司の側での一層の学びが必要になる。
部下は上司を選ぶことができない。人を育てることが上手な上司にめぐり会った部下は幸せである。その幸せは、部下本人にとってだけでなく、会社にとっても、また、その部下の家族にとっても幸せである。
本書を通じて、部下を育成するためのコミュニケーション・スキルを学んでいただき、あなたの部下を、今まで以上に効果的に育ててくださったら、筆者として、このうえない喜びである。
内容説明
部下をもったら言葉にこだわり、話し方を工夫する。話のうまい上司になれる本。
目次
1章 上司ならではの話し方を身につける
2章 人から好感をもたれる話し方の習慣
3章 部下をやる気にさせる話し方
4章 認め、ほめるときの話し方
5章 叱り、注意するときの話し方
6章 会議をコントロールする話し方
7章 大勢の部下の前での話し方
著者等紹介
佐藤英郎[サトウエイロウ]
1950年生まれ。北海道出身。明治大学法学部卒業後、同大学法制研究所を経て、研修コンサルタント事業に20年携わる。個人と組織の変革を目的として、1993年(株)創造交流を設立。現在、代表取締役。電通、キリンビール、ネスレグループをはじめとする大中小200社での研修実績を持つ。特に「人づくり」に情熱を燃やし、リーダーシップ理論、ビジネスコーチング、DiSC理論などを組み合わせたその卓越した指導内容は多くの企業の信頼を得ている。さらに、各地で公開研修を実施。その受講生は8万人にのぼる。米国インスケープパブリシング社認定DiSCマスタートレーナー、HRD(株)シニアコンサルタント、国際TA協会正会員、全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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