出版社内容情報
東京の街に残る江戸の面影を探しながら、歴史を読み解いていく江戸散歩のすすめ。歴史秘話にイラストマップが加わって、読んで納得、歩いて満足の「散歩考古学」入門。
内容説明
都内を歩いていると、時々気になるモノに出会うことがあります。それは目に見える地形や建造物であり、土地の記憶とでもいうべき気配や佇まいです。なぜそれがそこにあるのか、なぜそれがそこに誕生し、または消えていったのか。関東大震災、戦災、再開発で様相を大きく変えてきた東京の街も、その上を覆う時間の地層を掘ってみると、その成り立ちが顔を覗かせ、その時代の仕組みが見えてきます。それが「散歩考古学」。オドロキと発見の江戸東京散歩に出かけましょう。
目次
第1章 武家の都「江戸」の誕生―江戸城と武家屋敷街を歩く(江戸城界隈;日本橋界隈 ほか)
第2章 八百八町を彩る江戸っ子気質―町人と下町文化を求めて(浅草橋・蔵前界隈;谷中・西日暮里界隈 ほか)
第3章 拡大する大都市・江戸―山の手台地と寺町散歩(王子・飛鳥山界隈;小石川界隈 ほか)
第4章 めくるめく江戸文化の世界―「花のお江戸」芸能風俗をめぐる(向島・浅草界隈;銀座・旧芝離宮界隈 ほか)
著者等紹介
松本こーせい[マツモトコーセイ]
1949年宮崎県生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。