目次
第1章 世界の児童労働に目を向けよう―スマンの物語
第2章 「児童労働」概観
第3章 働く子どもたちの未来に向けて
第4章 児童労働はグローバリズムの吹きだまり
第5章 子どもたちの証言
第6章 働かされている子どもたち児童労働の現状と撤廃へのとりくみ
第7章 わたしたちにできること
解説 児童労働―経済学の観点から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
2
産業革命時のロンドンでは泣き止まぬ赤ちゃんにジンを飲ませていたそうで。未来を担う子どもを大切にできないということはつまり、自分の未来を大切に出来てない、ってことだ。今しか見てない、ってことだ。2013/05/04
メイロング
1
児童労働の資料としては、かなりいい。しかし後半に行くに従って、だんだんと「これが児童書である」ということを忘れていく。読者をほっぽって暴走していいのは(自信のある)文学だけで、子供にもわかるように書かれた解説書には致命的だ。しかし内容や構成は他にしようがない2009/03/29
yasuhiro
0
図書館本。子ども向けのコーナーにあった本だけど小学生の低学年ぐらいじゃ理解できない内容かな?大人でも十分に読み応えのある良書。 背景には社会的、歴史的、民族的等々様々な問題が複雑に絡んでいるのだろうけど、読んでいてふと「幸せとは何ぞや」って思ってしまう。 父親が満足に食事をし、母親がそこそこに食事をし、その結果食料が無くて子供が栄養失調で餓死してしまうとか…ありえないでしょ。一例だろうけど全く理解出来ない世界。価値観が違いすぎる。 〇タミや某引越屋が可愛く思えるぐらいのブラックぶり。★★★★☆2016/04/05
デコボコ
0
写真も効果的で、よくまとまった好著。4章、石弘之の記事が特に良かった。 今でも2億人余りが児童労働の被害者。一応減ってきてはいるらしいが、需要と供給がしっかりあるのだから、解決は一筋縄ではいかない模様。2013/03/16
-
- 和書
- いのちと健康