内容説明
がちょうときつねがもりのなかをジョギングしています。よくきのつくがちょうはきつねにきけんをおしえますがきつねはしらんぷり。きつねはがちょうをばかにしているのです。でもきつねがあぶないめにあうたびにたすけてあげるのはがちょうなんですけどね。
著者等紹介
ケント,ジャック[ケント,ジャック][Kent,Jack]
1920年アメリカ、アイオワ州生まれ。1950年に描いた『King Aroo』で注目され、一躍人気漫画家に。その後、1967年に絵本「Lust Only John」を出版して以来、子どもの本の世界に深く関わるようになる。1985年に亡くなるまでのあいだに60冊以上の絵本をつくった
いしざわひろこ[イシザワヒロコ]
1919年福島県生まれ。東京女子大学(英語専攻)卒業。日本翻訳専門学校、こどもの本の学校などで、児童文学や絵本の勉強をし、自身でも読み聞かせをしていた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
52
お話会の本。かしこいのはどっち?というところだが、がちょうさんの心の広さにかんしんする。キツネ君はいつ改心するのやら。2015/06/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
何度も助けてもらいながら、がちょうをバカにするキツネ。がちょうの器が大きすぎます(笑)ラストのセリフで、がちょうは全部分かっていたのかな?と思いました。 <深い、不思議… 笑える絵本ありますよ>2020/01/29
退院した雨巫女。
10
《図書館-通常》【再読】←2019年10月1日。がちょうさん親切だなあ。私なら、きつねさん途中で、見棄ててる。2017/09/05
遠い日
6
なんと寛容ながちょうだろうか。きつねの狭量さと驕りに辟易。がちょうはただやさしいだけではないのかもしれない。きつねのことを全て理解した上での行動だったのかもしれない。最後のことばが気になるなぁ。2019/10/03
奏
5
何度も危機を救ってもらっているのに、馬鹿なやつとガチョウを見下しているキツネ。馬鹿にされているのに、見捨てることなく助け出してあげるガチョウのなんと心の広いこと!最後のページのキツネのキョトンとした顔。これでこりたかな?2024/09/03
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