内容説明
生誕の地とされる岡山県大原町宮本から、あの巌流島、姫路城、そして終焉の地、熊本まで。孤高に生きた不世出の剣豪の足跡を紹介する。歩いてみると、意外な武蔵像が発見できるかも。この本をもって物語の舞台へ。
目次
第1章 伝説の剣豪のプロフィール(混沌が武蔵を呼び寄せたブームの時代的意味とは;史実と異なる「吉川武蔵」謎に包まれたその一生 ほか)
第2章 武蔵の幼年時代を歩く(岡山~兵庫)(吉川武蔵の出生地を訪ねる、岡山県大原町宮本;最初の決闘地、兵庫県佐用町平福)
第3章 武蔵の青年時代を歩く(京都~奈良~山口県下関市巌流島)(武蔵と吉岡一門が繰り広げた壮絶な死闘;奈良興福寺、宝蔵院で槍の名手と試合う ほか)
第4章 武蔵の壮年時代を歩く(名古屋~明石~竜野~姫路)(尾張で弟子たちに円明流を教授する;如意寺福衆院で池泉観賞式の庭園を造る ほか)
第5章 武蔵の晩年期を歩く(小倉~熊本)(小倉城下に客分として5年ほど住まう;宮本武蔵終焉の地、肥後熊本)
著者等紹介
朝倉一善[アサクラカズヨシ]
1951年、長野県生まれ。主な著書に「宮本武蔵七つの謎」(共著・新人物往来社)、「歴史読本」「別冊歴史読本」などに宮本武蔵関連の記事を執筆
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