内容説明
抜け荷の拠点、深川安楽亭に屯する無頼者達が、恋人の身請金を盗み出した奉公人に示す命がけの善意「深川安楽亭」、女の哀しさが結末でめでたく幕を閉じる心温まる物語「三十ふり袖」を収録。
著者等紹介
山本周五郎[ヤマモトシュウゴロウ]
1903~1967。山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926(大正15)年4月『須磨寺附近』が「文芸春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943(昭和18)年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。1958年、大作『縦ノ木は残った』を完成
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